虫歯の状態

治療代と歯科医

医療福祉の世界において昔から医師は偉大な存在であり、医師がこういう治療を行うと決断すると患者としてはそれに有無を言わさず従わされるという側面がありました。
患者にも知識があまりないことが一般的であり、それが最適だろうと鵜呑みにする潮流が合ったからです。
これは歯科においても同じであり、歯の治療が必要であると判断されればそれを信じ、医師の選択した治療が行われてきました。
最近ではインフォームドコンセントという言葉が広まり、基本的に医師は患者に治療内容について合意を得なければないということを義務づけられています。
その流れを受けて医師は患者と治療方針を相談し、納得のいく方法で治療を行うという方針を立てるようになりつつあります。

医師が治療の全てを司っていた理由として患者の無知という側面もありましたしかし、近年のインターネットの広まりによって歯科の疾患についても容易に情報を得ることができるようになりました。
これによって、患者側も疾患の知識や、それに対して存在する治療法、保険適用の有無、費用等を容易に調べられるようになっています。
このことは医師と患者が対話して治療方針と決めていく大きな助力となっていくでしょう。
現状としてまだ患者との意思疎通が不十分なまま治療を開始してしまう医師も居る状況があります。
しかし、患者側がそれに疑念をもって対応すれば医師も心を開いてくれるようになってきています。
これからは法制上の医師の義務だけではなく患者が医療を動かす時代になっていくのです。